文献リストについて
本ページでは、滋賀県産水生昆虫の分布や生態の記録を扱った文献をリスト化しています。
なお、私自身まだ文献収集の途中ですので、本リストはすべての文献を網羅した最新の状態とはとても言えない状態ではあります。長い目で見守って下さい。
本リストで扱う水生昆虫の対象分類群
- コウチュウ目 COLEOPTERA
- コガシラミズムシ科 Haliplidae
- コツブゲンゴロウ科 Noteridae
- ゲンゴロウ科 Dytiscidae
- ミズスマシ科 Gyrinidae
- ツブミズムシ科 Torridincolidae
- ダルマガムシ科 Hydraenidae
- ホソガムシ科 Hydrochidae
- セスジガムシ科 Helophoridae
- ガムシ科 Hydrophilidae
- オニガムシ科 Spercheidae
- ドロムシ科 Dryopidae
- ヒメドロムシ科 Elmidae
- カメムシ目 HEMIPTERA
- タイコウチ科 Nepidae
- コオイムシ科 Belostomatidae
- ミズムシ科 Corixidae
- コバンムシ科 Naucoridae
- ナベブタムシ科 Aphelocheiridae
- マツモムシ科 Notonectidae
- マルミズムシ科 Pleidae
- タマミズムシ科 Helotrephidae
- ミズカメムシ科 Mesoveliidae
- イトアメンボ科 Hydrometridae
- カタビロアメンボ科 Veliidae
- アメンボ科 Gerridae
- サンゴアメンボ科 Hermatobatidae
文献リスト
- 中西康介(2008). 滋賀県産ルイスツブゲンゴロウの記録. Came虫. (147): 9.
- 中西康介(2009). 彦根市の水田でマダラコガシラミズムシを採集. Came虫. (149): 5.
- 河瀬直幹(2009). 鈴鹿山系南部のナチセスジゲンゴロウの記録. Came虫. (153): 2-3.
- 滋賀県甲賀市と三重県亀山市においてナチセスジゲンゴロウを採集した報告。滋賀県初記録として扱われていたが、村上(2021)にて滋賀県産の個体はホソセスジゲンゴロウの誤同定であったことが判明した。
- 牛島釈広,河瀬直幹(2009). 滋賀県永源寺町御池岳の山頂の池で確認された昆虫類の記録. Came虫. (153): 5.
- 金尾滋史,中西康介(2010). 滋賀県愛荘町におけるヒメシマチビゲンゴロウの記録. Came虫. (155): 9-10.
- 金尾滋史(2010). 滋賀県内2ヶ所におけるヒメミズカマキリの記録. Came虫. (155): 10-11.
- 河瀬直幹,中西康介(2010). 滋賀県におけるマルミズムシとヒメマルミズムシの記録. Came虫. (156): 5.
- 金尾滋史,中西康介(2010). 滋賀県におけるミズスマシ類3種の採集記録. Came虫. (157): 8-9.
- 村上大介,中西康介(2010). 寒風川上流で採集された水生甲虫. Came虫. (157): 10.
- 中西康介(2011). 滋賀県に置けるクビボソコガシラミズムシの記録. Came虫. (159): 6.
- 河瀬直幹(2011). 2010年に採集した滋賀県初記録の水生甲虫類3種. Came虫. (159): 10-11.
- 河瀬直幹,中西康介,向井康夫(2011). 滋賀県の水生甲虫相Ⅰ.(コガシラミズムシ科・コツブゲンゴロウ科・ゲンゴロウ科・ミズスマシ科・ツブミズムシ科・ホソガムシ科・ダルマガムシ科・ガムシ科)
- 現地調査、文献調査、標本調査により、県内より8科79種の水生甲虫類を記録している。
- 村上大介(2011). 犬上川河口におけるテラニシセスジゲンゴロウの記録. Came虫. (163): 6.
- 籠洋,中西康介,村上大介(2012). 甲賀市と高島市におけるナベブタムシ長翅型の記録. Came虫. (166): 6-7.
- 村上大介(2013). 犬上川でのマルチビガムシの採集記録. Came虫. (170): 11.
- 金尾滋史(2013). 滋賀県東近江市におけるクビボソコガシラミズムシの記録. Came虫. (171): 12.
- 村上大介(2013). 安曇川におけるキボシケシゲンゴロウの記録. Came虫. (173): 15.
- 村上大介(2013). 高島市におけるコセスジゲンゴロウの新産地いくつか. Came虫. (175): 6-7.
- 村上大介(2014). エサキアメンボの長浜市における記録. Came虫. (178): 22.
- 中西康介,田和康太(2015). 彦根市におけるガムシとシマゲンゴロウの記録. Came虫. (183): 10.
- 野一色麻人(2015). 滋賀県におけるチュウブホソガムシの記録. Came虫. (184): 13.
- 滋賀県初記録として報告した。本県にて記録されたホソガムシ科は2種となった。
- 増田倫士郎, 広岡佑太, 吉安 裕, 中尾史郎 (2015). 滋賀県南部における注目すべき水生昆虫の記録-キボシケシゲンゴロウを52年ぶりに確認-. 南紀生物. 57(2): 110-112.
- 村上大介(2015). 甲賀市における滋賀県2例目のチュウブホソガムシの記録. Came虫. (185): 10.
- 村上大介,中西康介(2016). 甲賀市と大津市におけるマルケシゲンゴロウの新産地. Came虫. (187): 19.
- 中西康介,村上大介(2016). 琵琶湖博物館所蔵の滋賀県産水生半翅類標本リスト. Came虫. (189): 10-13.
- 中西康介,村上大介(2016). 多賀町立博物館所蔵の滋賀県産水生半翅・甲虫類標本リスト. Came虫. (189): 17.
- 中西康介,村上大介(2016). 膳所高等学校寄贈標本中の水生昆虫. Came虫. (189): 18-19.
- 滋賀県産のシャープゲンゴロウモドキ、カワムラナベブタムシ、タガメ、イトアメンボなど重要種の標本が報告されている。
- 村上大介(2017). 東近江市におけるルイスツブゲンゴロウとチュウブホソガムシの記録. Came虫. (191): 13.
- 中西康介,牛島釈広,宮武賴夫,八尋克郎,村上大介(2018). 犬上川河口におけるカワムラナベブタムシ調査の報告. Came虫. (192): 8-9.
- 森井清仁,中西康介(2018). 滋賀県日野町におけるエゾコガムシの新記録. Came虫. (192): 13.
よく掲載される雑誌
Came虫
滋賀むしの会が発行する会誌です。会員にのみ配布され、一般販売はされていません。
滋賀県初記録の昆虫類の報告も多く掲載されており、滋賀県の昆虫相を調べる上で外せない雑誌です。
月刊むし
有限会社むし社が定期刊行している昆虫雑誌です。水生昆虫に関する報告は多いですが、何故か滋賀県産についてはあまり投稿されていないようです。
さやばねニューシリーズ
日本甲虫学会が定期刊行している和文誌です。滋賀県初記録の水生甲虫の報文や、滋賀県に生息する水生甲虫の生態に関する論文が掲載されることがあります。
淡海生物
淡海生物研究会が定期刊行する会誌で、オンラインでのみ発刊されています。市町村や水系単位での水生昆虫の報告がよく掲載されています。
『淡海生物』論文一覧 | Mysite
南紀生物
南紀生物同好会が発行する会誌で、滋賀県の水生昆虫の記録も時々掲載されます。
また、これまでの目次はcsvでダウンロードできるようになっています。ありがたいですね。
目次 - 南紀生物同好会
滋賀自然環境研究会誌
滋賀自然環境研究会が年1回定期刊行する会誌です。時々、水生昆虫の記録が掲載されます。会のウェブサイトなどは無く、目次もオンライン上では確認が出来ません。